最近、各メーカが販売している無線LAN中継器について、まとめてみたいと思います
- 中継器を利用すると親機(無線ルータ等)の電波を延長できる
- 見た目など中継器に特化した製品もある
- 速度が低下する場合もあるので注意
※独学での内容となっているため、内容に誤りが含まれていることがあります。
無線LAN中継器とは
無線LAN中継器はワイヤレスエクステンダーとも呼ばれ、親機の無線の電波を延長することが可能です。
- FTTHなどのインターネット回線は、光ファーバーの引き込みの関係と、機器を隠れた場所に置きたいなど、レンタルされる無線LANルータ(ホームゲートウェイ)は家の角に置かれることが多く、家の中で対角線にある部屋まで届かない場合がある[su_spacer size=”10″]
- 11acが浸透してきたおかげで5GHzの無線を利用されることが多くなったが、2.4GHzと比較して部屋をまたいだ場合など、無線が届かない場合がある[su_spacer size=”10″]
- スマホの普及で、無線LANを家のいろんな場所で利用ことが多くなった
といった感じで、「無線LANが届かない」といった悩みが多くなり、家じゅうで無線LANを利用するため無線LAN中継器の需要が高くなってます。
いままでメーカは無線LANルータを販売して、無線LANルータが親機にも中継器にもなるといった形で販売していましたが、現在は中継器に特化した製品を販売しております。
中継器のデザイン
前述したとおり、現在は無線の中継に特化した製品がいくつか出てきてます。
無線LAN中継器は無線を延長させるため、「親機から届く範囲」かつ、「中継した電波が親機の届かなかった場所まで届く」場所に設置する必要があるので、家の中の中心近くに設置することが多くなります。(リビングや廊下など)
そのため、無線LAN中継器は、
- 見た目がコンパクト
- 部屋になじみやすい白基調
- 邪魔にならない
といったことを考慮したデザインが多いです。今の流行は廊下などで邪魔にならないよう、コンセントに直接さして利用できるタイプの製品が多いです。
また、廊下などの利用を想定して、人感センサーでフットライトにもなるようなオモシロイ製品もあります。
設定に関しては、あまり詳しくない人でも簡単に設定できるように、WPSを利用したプッシュボタンで簡単に設定できる機器がほとんどです。
無線中継の方式
中継の方式もいろいろあり、2.4GHzと5GHzの組合せで以下のようなパターンがあります。
- 片方の周波数帯のみ延長する
- 中継器の受信と送信で異なる周波数帯を利用する
- 2.4GHz・5GHz両方とも延長する
絵に合わせると以下のようになります
中継器から無線LAN子機に出す無線のSSIDについては、
- 親機と同じSSIDを無線LAN中継器からだす電波でそのまま利用
- 親機と異なるSSIDを設定して無線LAN中継器からだす
と、各メーカや設定によっていろいろです。
無線中継器の注意事項
速度が落ちる場合がある
同じ周波数帯で無線中継器で延長する場合は、速度が半分になるのでご注意ください。
理由は無線中継器からみると、同じ周波数帯のチャネルで送信と受信を同時にやっているからです。
不安定になる場合がある
中継器と無線接続しているときに、そのまま親機の近くに移動したときなど、無線LAN中継器と接続したままでとなってしまう場合があります。
その場合、本来は親機に接続変更すれば安定しますが、無線子機によりますが、接続している無線を、他の無線へ自動で切り替えな場合が多いので不安定となってしまいます。
解決方法は、無線を切断・接続で親機への無線に接続されほとんどの場合改善します。
が、手動設定のため手間だし気が付かない場合もあります
最後に
家族で、1人1台スマホ=1人1台以上が無線LAN機器をもっている状況になってきているので、家じゅうどこでも無線LANを実現してくれる無線LAN中継器の需要は今後のますます高くなると思います。
新しい機器や技術がありましたらまた紹介できればと思います。
今回はここまで。。
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