読書:『自己肯定感、持っていますか?』

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本の概要

自己肯定感、持っていますか?あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法』(水島広子著、大和出版)は、精神科医の著者が、自己肯定感が低い場合に考える思考例と、自己肯定感を上げる方法として「他人をリスペクトする」「自分自身をリスペクトする」「本当のつながりを手に入れる」方法が、具体的な事例とともに記載されています。

相手との優劣を評価するのではなく、「リスペクト」するといった方法で自己肯定感を高める方法が書いてあります。

こんな人にオススメ

  • ネガティブに物事を考えがちな人
  • 「自分に自信がない」「自分なんて・・・」といった自己嫌悪に考えてしまう人
  • ついつい子供を強く叱ってしまう人にもいいかなと思います

全体まとめ・感想

具体的な事例とともに説明があり理解しやすい内容でした。

相手に評価を下さずに、「いろいろと都合ある」と温かい目で相手をリスペクトすることが自身の自己肯定感を上げることができるという部分が、印象的で人にやさしくなろうと思えました。

気になった部分をピックアップ

決めつけは自己肯定感を下げる!

「決めつけ」が強ければ強いほど、自己肯定感は低くなってしまうのです。

たしかに、「自分なんて」といった自己嫌悪や、相手に腹が立つのも「こうあるべき」といった決めつけから、そのような感情がでて自己肯定感を下げるのだなと思います。

無条件のリスペクトをする!

無条件のリスペクトとは、「○○だから」とか「○○した人は」などと条件をつけずに、ありのままを無条件に受け入れる、ということ。

「おかしいのではないか」「こうしたらよいのではないか」などと、評価を下したり、相手をかえようとしたりすることなく、「いろいろな事情の中での現状が、これなんだろうな」と思うことなのです。

相手を評価を下さず何か事情がある中で頑張っていると温かい目でみることを「無条件のリスペクト」として説明があります。

確かに、相手にイライラするよりも、相手を尊敬したり敬意を表した方が自身にとっても前向きな気持ちになる。

そして、自分自身についても「自分はダメだ」と思わず自分にも事象がある中で頑張っているとリスペクトすることで自己肯定感を上げることができる。

「ありのまま」を肯定する!

心の病を抱える人たちは、その多くが、実際に「対人関係の問題」を抱えていません。むしろ、「対人関係の問題」を起こさないように、自分を抑え、周囲に気を使い、頑張ってきた人たちなのです。

相手に合わせ続けることでストレスが溜まってしまう、相手に合わせるのではなく、ありのままの自分を保つこと。また、「ありのまま」を受け止めてもらえることで、エネルギーが湧いてくる。


今日はここまで。。。

次回お楽しみに。

読書
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