ブログ記事の画像を、Googleドライブから参照させて、WEBサーバの通信量を節約する方法をまとめてみました!
- Googleドライブに画像保存し共有で実現
- 画像URLを編集することでブログ記事の見た目を変えずにサーバの通信量制限
- 実際に比較してみて効果アリ!
始めたきっかけ
8月の記事で、実際の現在のサイト運営費を公開しましたが、WEBサーバからのダウンロード方向の通信量に対する「Google Cloud Platform」の料金がほとんどでした。
このダウンロード量を抑えるため、画像ファイルをGoogleドライブに保存し、ブログ記事の中にある画像はGoogleドライブからダウンロードしてもらうことで、通信量を抑えられないか考えてみました。
やり方
私はWordPressを利用しているので、そちらでの手順になります。
まずは、普通に画像を貼り付ける方法。画像ファイルをWordPressの記事入力画面にドラッグして貼り付けると、文中に画像が挿入されます。
このままだと、ブログ記事を見る時は、WEBサーバからのダウンロードになるので、ここからGoogleドライブから画像を参照するように変更します。
手順は、
1.Googleドライブに画像保存
2.Googleドライブ上で共有設定してURL取得
3.URLを編集する
4.WordPressの画像ファイルURLを書き換える
です。では、一つずつ説明していきます。
1.Googleドライブに画像保存
Googleドライブのページを開いて画像データを保管したい場所に、画像データをドラッグすると保存されます。
2.Googleドライブ上で共有設定してURL取得
Googleドライブ上の画像ファイルで右クリックして、「共有可能なリンクを取得」すると、共有用のURLが表示されるのでこちらのURLをコピーします。
↓
3.URLを編集する
そのままのURLだと貼り付けられないので、URLを修正します。
①まずは、URL内の「open?」の部分を「uc?export=view&」に置換します
②次にURLを特定のファイル名として開くために、URLの最後に「#ファイル名(任意)」をつけます。
私は以下のようにエクセルを利用してURLを編集してます。
整形後のURLを利用してWordPressの記事を編集していきます。
4.WordPressの画像ファイルURLを書き換える
一度WordPress上に貼り付けた画像を、Googleドライブの画像ファイルから参照するよう設定を変更します。
もっと簡単で効率的なやり方や、環境によって若干動作が異なる部分があるかもしれませんが、私のやり方は、以下のとおりです。
まずは、WordPress上の画像で右クリックして、リンク先をカスタムURLにして、GoogleドライブのURLに変更。
↓
次に、WordPressの編集でテキスト編集で、画像ファイルのURLを、自身のサーバになっている部分を、GoogleドライブのURLに変える。
これで、完成です。
以下のように画像にカーソルを置いた際に画像のURLをみると、Googleドライブから参照していることが分かります。
効果をみてみる
私のサイトで、今回の変更を2018年9月5日にほとんどブログ記事を変更してみました。
と、いうことで効果について2018年8月と2018年9月で比較してみたいと思います。
Google Compute Engine のモニタリング
WordPressが動作している「Google Compute Engine」の通信量をみると以下の通り、9/5以降は、若干、通信量が減っているように見えます。
Google Cloud Platform の利用料金から比較
以下の画像から分かる通り、ユーザー数はおかげさまで上昇しているのに対して、通信量は減っているので、効果があることがわかります。
また、WordPressが動いているサーバがアメリカなんで、それを画像だけでもGoogleドライブに変更することで、記事の読み込みが速くなっているという効果もあるかもです。
今日はここまで、、、
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