読書:『いま君に伝えたいお金の話』

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本の概要

いま君に伝えたいお金の話』(村上 世彰(著)、幻冬舎 )は、現在の日本の学校では勉強することがない「お金」について、投資家の 村上世彰 の視点で解説された本です。

こんな人にオススメ

  • こども。
    (個人的には中学生以上であれば内容を理解できるかなと思います)
  • お金の本来の目的を考えたい・教えてたい人。
  • 人生を豊かにすることを考えている人。

全体まとめ・感想

子供に語り掛けるような言葉で書かれた本であり、読みやすかった。

「お金のために●●」とお金を軸にした考え方はダメで、自分の人生や人の役に立つ事を実現させる1つの手段としてお金がある。

お金に振り回されないための、お金の運用方法や、借金の恐ろしさ、働き方と確かに通常の学校では教えてもらえないことばかりだった。

子供を社会に出すために知っておいた方が良いことばかりであり、大人の人が読んでも自分のお金や人生に対する考え方を整理するためにも非常に有益な内容であった。

気になった部分をピックアップ

お金は手段。目的ではない。

モノの本質を見ずに、こうして「値段」だけで物事やその価値を判断してしまうと、お金に縛られた生活になります。

お金を稼ぐためを目的に生きると人生は豊かにならない。お金はあくまで手段。

自分にとっての幸せを考えることが重要

好きなことを仕事にするために

できることなら、好きなことを仕事にすると人生が楽しくなるということ

仕事は人生の中で多くの時間を必要とするので、好きなことを仕事にできると頑張れるし、生きがいにもなり、人生を豊かにできる。

好きなことを仕事にするためには、好きなことが他の人に必要とされないと仕事にはならない。

好きなことが見つからない人は、まずは何かを一生懸命にやってみると、好きになったり生きがいにつながることもある。

自身の能力を把握する

大切なのは自分の提供できる価値を冷静に把握すること。

仕事において自身が会社に提供できている能力を確認し、それに見合った給料がもらえているか判断すること。

これからは終身雇用の時代が終わり、自身の能力に合わせて転職や起業したりと多様な働き方になる。

その時に自分の能力に給料が見合っているか判断する能力を身につけることが必要。

人の役に立つことをしてみよう

仕事を離れた場での人との出会いや声のかけあい、自分が誰かのために何かできているかもしれないという気持ちを持てる時間は、人生の豊かさの一部分になっています。

お金と上手に向き合い、自分の生活を十分に満たせているなら、社会に貢献するためにお金や時間を使ってみよう。

人の役に立つということは、結果的に自分の人生を豊かにすることができる。


今日はここまで。。。

次回お楽しみに。

読書
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