本の概要
『Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]』(のんくら(早川 修)/a-ki/石田 健介/染谷 昌利(著)、日本実業出版社)は、AdSenseを利用して継続的にブログから収益を得る方法が解説された本です。
こんな人にオススメ
- ブログをすでに書いていてAdSenseまたはアフィリエイトを利用している人
- 今のブログ収益を伸ばしたい人
- AdSenseの動向を知りたい人
全体まとめ・感想
初心者が短期間で一気に稼ぐといった内容ではなく、AdSenseやアフィリエイトの経験者向けが長く収入を得るための内容であった。
ネットでググって自分から情報を取りに行くような情報収集になりがちで、偏った情報となりガチだが、本書を読んで、AdSenseの動向や運営の仕方の理解が深まったことが良かった。
気になった部分をピックアップ
更新しなくても収益が落ちないサイトを目指す
目指しているのは「自動販売機のように放っておいても自動で稼いでくれるサイト」であり、「完全に放置してもアクセスが落ちないサイト」です。
旬な情報を提供するブログは、短期においても収益をあげることができるが、時間が経つと情報が古くなり、収益が落ちる。旬な情報を投稿し続けるのにも継続的に労力がかかり長期には向いていない。
旬じゃなくても長く利用できる情報を提供すれば、収益が安定し、記事を書き続けるということから避けることができる。そのためのは、ブログのテーマには流行り廃りのないテーマを設定することが重要。
ディスプレイ広告からネイティブ広告へ
これらのデータにある通り、ディスプレイ広告をクリックする層が限定的になってきている点が、ネイティブ広告市場が伸びている要因の1つといえそうです。
いままでは、記事最後やサイドバーなどに広告枠の場所を設ける「ディスプレイ広告」が主流だったが、今後は、記事の中に自然に溶け込むネイティブ広告が大きく伸びることが予想されている。
また、ほとんどがスマホ閲覧になってきているので、モバイル向けの記事を重視すること。
昨今では、AIなどを利用し、Google側で自動で適切な箇所を広告を配置する「自動広告」ででてきている。AdSenseも進化を続けているので、継続して動向をチェックしていくことが重要。
オーソリティーサイトを目指す
長くWebサイトの安定した運営を目指すにはユーザの信頼に足るオーソリティーを目指すことが課題になります。
最低限のメンテナンスで長期的に収入を得るには、「○○といえばこのサイト」といった内容がである必要がある。そのためには、価値が変わりにくいと思われるテーマを選定しコピペでは得られないような「一次情報」を集め記事するこが重要となる。
今日はここまで。。。
次回お楽しみに。
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