読書:『会社を辞めないという選択』

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本の概要

会社を辞めないという選択 会社員として戦略的に生きていく』(奥田 浩美 (著)、日経BP社)は、会社に属しながら社会を変えるというマインドで働くための方法について書かれた本です。

こんな人にオススメ

  • いまいる会社を辞めようと考えている人
  • 社内でイノベーションを起こそう考えてる人

全体まとめ・感想

現在の状況から逃避を目的とした「会社を辞める」という人よりも、起業家になるために「会社を辞める」という人を対象に、会社員としての素晴らしさを再認識させるために書かれた内容だと思った。

多くの会社員は、「会社で働かさせていただいている」と個よりも会社が主軸で考える人が多いと思う。

会社の持っているリソース(認知度・サービス・モノ)を使って事を成すという自己中心的な発想に転換することが、個にとっても会社、そして社会にとっても大事であると思った。

気になった部分をピックアップ

チームとして考える

会社という立場を語るとき、よく「会社VS.個人」「大きな組織VS.個」という位置づけをすることがありますが、そのとらえ方はチーム戦には邪魔になります。

ひとりの個ではなにもできず、いろいろな考えをもった人のチームがあって初めて事を成すことができる。

会社は、個の集まったチームであり、事を成すための資金を調達してくれるスポンサーでもある。
VS思考で対立する考え方は外して考えるべき。

会社を利用する

そして、一番大事なことは、会社という財産を”使って”、あなたが会社や社会に何かを”与える”という発想です。

一度、自分なりに会社のホームページを自分自身で作成してみて会社のビジョンなどを考えてみることで会社の強みや足りない部分に気付くことができる。

会社の強みを使って何かができるということが、会社員のとっての強みである。

多くの視点を持つ

まずは、自分が一緒に仕事をするメンバーを、できるだけ固定化しないこと。メンバーが固定化するということは、発想や着眼点も固定化していくことにつながります。

新たな発想を生み出すためには、あらゆる角度の視点を持つ必要がある。固定された環境では、視点は固定化されてしますので、多くの人とのコミュニケーションが大事となる。

大きな企業であれば他部署の人間との接点を増やすこと。中小企業であれば、社外の人との接点を増やすことが重要。

苦手は人は貴重な存在

自分とは意見が合わない、あるいは自分とは対立ばかりしているという人は、発想を変えた途端に「自分では表現できない部分を持っている貴重な存在」に変わります。

苦手は人を戦力として考えることができると幅が広がり、チーム力が高めることができる。

苦手な人とすべてが同意できなくても、一部の部分で共感できる事を見極めていくことができれば良い。


今日はここまで。。。

次回お楽しみに。

読書
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