本の概要
『定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略』(成毛 眞(著)、PHP研究所 )は、中年サラリーマンの老後へのキャリア戦略が記された本です。
こんな人にオススメ
- 40代~50代のサラリーマン
- 老後が気になる人
全体まとめ・感想
今の当り前を常に見つめ直し、考えるクセをつけることと、中途半端なプライドで上から目線にならないようにすることが重要だと思った。
人と違う競争ない領域を探し続け、中年になってもなりふり構わず自分自身を変化させる勇気が必要だということを本書から学んだ。
気になった部分をピックアップ
ミドルエイジで大企業で働き続けることはリスクがある
早期退職制度が自社で導入されたら、「ついに大鉈が振るわれた」と怯えて待つのではなく、チャンスとばかりに積極的に活用すべきだ。
現在20代のゆとり世代は、酷評されがちだが、実はクリエイティブな発想を持った人が多くゆとり最強説とも言われ、都会の大企業の中では、40代は20代よりも仕事ができないケースが出てきている。また、AIを中心にテクノロジーの発展によりこれから20年後の職場環境は別世界と化す。
そんな中で、大企業で定年を迎えるのはリスクがあり、早期退職制度を積極利用し、今と異なる職場環境で働くべきである。
地方の異業界を狙え!
しかし、まったくの別の業種なら、「業界の常識にとらわれない人が来た」と重宝される。
MBAなど資格取得などのスキルアップよりも、役に立つのが、プライドを捨てて、今より仕事をダウングレードすること。
今より小さい会社や地方で働くこと、そのような会社は後継者不足でミドルエイジを欲しがっている。
地方を狙う際に気を付けることは、不便になるほどの田舎にはいかないこと。あと、異業界を攻めることで新しい風を拭かしに来たと受け取られ上手くいく可能性が上がる。
今の仕事を続けながら趣味を昇華させる
そんなあなたには、「趣味」に生きる人生を送ることをおすすめする。
どうしてもいまの仕事を辞める勇気のない人は、趣味を探し、極め、稼げる趣味として収入することもできる。
稼げる趣味にするには、競争が激しい分野を避け、テーマをずらすことで競争相手が少ない場所で戦うことが可能になる。
今日はここまで。。。
次回お楽しみに。
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