本の概要
『シリコンバレー式 頭と心を整えるレッスン 人生が豊かになるマインドフルライフ』(木蔵 シャフェ 君子 著、講談社)は、シリコンバレーでも多く取り入れられている「マインドフルネル」についての解説されている本です。
最後の方では、実施にマインドフルネスを実践している著名人の体験談があります。
こんな人にオススメ
- 「マインドフルネス」を知りたい・やってみたい
- 仕事など忙しい毎日で気が張り詰めている人
全体まとめ・感想
わかりやすくまとめてありマインドフルネスについて、理解ができた。
実践においても、瞑想と聞くと座禅のように厳しい修行をイメージしてたが、「今・ここ」に集中し、気がそれても「今・ここ」に戻すことで心の筋トレになり効果があるので、少しの時間でもいいので、それほど気負わずやってみることが重要だと思った。
気になった部分をピックアップ
マインドフルネスとは
マインドフルネスとは、「今ここに集中し、かつリラックスしている状態」
本書の中では、「今・ここ」の記述が多く、「今・ここ」が超シンプルなマインドフルネスのイメージ。
自分が当たり前にやっている呼吸・動作を感じながら精神を整える方法で、手法はいろいろありますが、本書では「マインドフルネス瞑想」を中心に解説があります。
マインドフルネスの効果
実際にSIY受講者のビフォア・アフターの調査でも、「仕事中に精神的に疲弊しがちである」と答えた人が、五八パーセントから二四パーセントに減り、「集中がそれたときに気づいて、また注意を今に戻すことができる」と答えた人が四三パーセントから八〇パーセントに増え、「ネガティブな感情や困難な状況に対して、早く回復することができると感じる」と答えた人が四一パーセントから七三パーセントに増えています。
SIYとは、Google発のマインドフルネスのプログラムです。(サーチ・インサイド・ユアセルフ)
シリコンバレーの有名企業で大きなプレッシャーの中で働く人にとって、高い報酬のみでは心は満たされず、自信を見つめなおす「マインドフルネス」は大きな効果があることが確認できる。
日本においても「働き方改革」の名のもと、仕事との向き合い方が変わる時期にきており、会社中心ではなく自身を大事にするための手段の1つがマインドフルネスになると思う。
マインドフルネス瞑想のやり方
実施方法自体は、簡単で呼吸を「息を吸うとき」「息をはくとき」をしっかり意識することで、大事なのは、「今・ここ」に集中すること。
最初は集中できなくてもOK、呼吸しながら他のことが思い浮かんできても、「今・ここ」を思い出し呼吸に集中するモードに戻ることが重要。
雑念モードと集中モードを交互に行き来することが、ダンベルを上げるかのごとく、心の筋トレになる。
雑念で気がそれても、「気がそれてるな」と感じることが重要、メタ認知というらいしいです。
最初は短い時間で、慣れてきたら徐々に時間を延ばし、1日の決まった時間や場所を決めて実施し、1日のルーティーンに組み込めるようにできるとよい。
今日はここまで。。。
次回お楽しみに。
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