読書:『敵とのコラボレーション』

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本の概要

敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法』(アダム・カヘン (著)、英治出版)は、賛同できない、好きではない人たちと課題解決に向けて前進させるための方法が説明された本です。

こんな人にオススメ

  • 課題解決にむけて奮闘している人
  • 苦手な人との話合いで困っている人

全体まとめ・感想

敵意がある人・苦手な人との話し合いを進めることが苦手で合意に至らない、またはそういった相手を打ち負かして前進させるなど、後味の悪いことがあるが、本書を読んで、そもそも後味が悪いことは問題ではなく、そういった相手と何ができるか話を聞いて見て、両者にとってのメリットを探すことが重要だと思った。

すべてを合意させる必要がないと思えれば、精神的な消耗度合いも減ると思った。

気になった部分をピックアップ

全員を同意させることに固執しない

コラボレーションが不可能に思えるのは、私たちがコラボレーションを誤解しているからだ。

みんなが同じ意見になるように話合うというのは間違った認識。多様な意見や思いが持った人たちと合意に固執せず対立を受容するストレッチ・コラボレーションを実践することが必要。

多様な見方がある

コラボレーションをの参加者それぞれに、みんなが身を置き、気にかけている状況が異なる見方があり、それぞれが自分の見方を明らかにすれば、みんなでより完全な全体像を描くことができるということだ。

多様で複雑な人たちと協働するために、同じ方向を目指すのではなく、一緒に前進できる分野を見つけることが必要。

ストレッチ・コラボレーションに必要なこと

ストレッチ・コラボレーションは他者と協力する方法だが、従来のものとは異なり、次の三つの基本的な変化が必要になる

ストレッチ・コラボレーションを実践するために大きく以下の3つが必要
①相手との対立を許容する
②自己の主張ではなく、対話で両者にとって前進する道を探す
③相手の活動に入り込み、自分が変わろうとすること


今日はここまで。。。

次回お楽しみに。

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