本の概要
『スルースキル “あえて鈍感”になって人生をラクにする方法』(大嶋 信頼(著)、ワニブックス)は、仕事において、面倒な依頼や質問に対して敏感に反応せずにかわすためのテクニックを解説された本です。
こんな人にオススメ
- 相手の顔色をうかがって気にしてしまう人
- 仕事で、面倒な依頼や質問に対して要領よく対処したい人
全体まとめ・感想
「スルーできない人」とは、敏感に周りの反応に気を配り対応する「いい人」が対象になると思った。
確かに「いい人」は「都合のいい人」になりがちで、結果、仕事面では本人の能力が評価されないことは多いと思う。
プライベートにおいても「いい人」どまりで「いい男」には成りえないケースがある。
面倒くさいことをスルーするために、真に受けないことと、自分を中心に考えることが大事であると思った。
自分中心は、一見自分勝手に見えるが、自分を大事にすることで、自己肯定感を上げるためには大事なことだと思った。
気になった部分をピックアップ
気にしないでいいこと
一般的な対処法としては「気にすべきこと、しなくていいことの線引きを明確にすればいい」となります。
よくよく考えれば自身に直接関係ないことについても反応したり気にしている人は、能力があっても上手くいかなく出世できないことがある。
気にせずにお金持ちの気分になって、気にする・しないの判断ができるようになると、自分にとって関係ない・価値のないことをだと判断してスルーできるようになる。
攻撃してくるは嫉妬から攻撃してくる
嫉妬の発作は「自分よりも下の立場の人間が、自分にはないものを持っている」という条件で発生します。
攻撃(本人にとっては悪気がない注意やアドバイスを含む)は、自分が自覚がない中で嫉妬が原因で攻撃をしてくる。反応すると攻撃がひどくなることを理解するとスルーできるようになる。
人に頼る
なんでも自分で考えて、自分で対処しなければいけない、と思っていたけれど、スルースキルは「人に頼ってスルーしてもいいよ!」ということをちゃんと教えてくれます。
スルースキルが上がってくると、自分でなんでもやろうと抱え込まず、スルーして周りを信頼してお願いができるようになる。
今日はここまで。。。
次回お楽しみに。
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